こんにちは♪
OSM高等専修学校では先日、
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)の卒業生で
現在、プロのギタリストとして大活躍している 🙂 江渡大悟さん 🙂 をゲストに迎え、
特別講義を実施しました!!!
江渡さんは幼い頃、お父様のフォークギターによる子守歌で育ち、
中学時代に本格的にギターを始めたそうです♪♪
現在は、大御所の方や超有名アイドルグループさんなど、
たくさんのアーティストさんたちの
ライブステージやレコーディングのサポートをされています!!
今回は、京セラドームでのサポートギターのお仕事のため大阪に来られていて、
泉本先生とのご縁でお話しを伺えることになりました!!
特別講義では泉本先生に司会をお願いし、
お仕事のことからプロのギタリストになるまでのいろんな経験談、
そしてみんなからの質問にもたくさん答えていただきました♪♪
Q,TSMに進学した理由は?
A,「高校生の時からバンドを組んでオリジナル曲で活動していたのですが、
TSMは在学中から海外研修、海外短期留学に行けるのが魅力のひとつでしたね。
実際に在学中、ロサンゼルスミュージックアカデミーに短期留学して、
色んな国の仲間たちに刺激を受けながら、自信を持ってアピールすることの大切など
色んなことを学びました」
Q,TSMで受けた授業のことも教えてください。
A,「いろんな授業を選択できましたが、中でも[音楽理論]の授業は、
プロになった今でもとても役に立っています。
まずは譜面がしっかり読めると、譜面から “音楽が見えてくる” んです。
プロとして活動していて、レコーディングやライブに呼んでもらった時に、
“自由にやってください” と言われることがありますが、
そういう場面で自分のこれまでの経験にプラスして[音楽理論]の知識が
自分の引き出しになって活きています。
プロになった今でも、音楽理論やいろんなことを勉強し続けていますよ」
「ほかに [アンサンブル] の授業も楽しかったですね。
自分の得意ジャンルだけじゃなくていろんな曲を学ぶのですが、
大切なのは “好きじゃないから” で終わらせないこと!!
みんなは気づいているかもしれないけど、
学校は、学ぶことやチャンスを本当にたくさん与えてくれます。
でも卒業したらそんなに簡単には誰も何も与えてはくれなくて、
自分の好きなことだけをするようになると
気付かないうちに自分の音楽がどんどんかたよってしまうんですよ。
苦労してでもやっておけば良かったと思う日が必ずきます。
好きじゃない、興味がないジャンルだからと投げ出さずに、
自分から積極的に取り組むと、その時は大変だと感じても、
その苦労はメンタル、技術ともに必ず自分の将来につながってきます」
Q,プロになって幸せだなと思うときはどんなときですか?
A,「自分のギターで生活できていると実感したときですかね」
Q,音楽を仕事にしていくうえで必要なことは?
A,「プロでい続けることは本当に大変で、
何かをやり続ける力ってめちゃくちゃ大事。
あとは “この人と一緒にやりたい” と思われるプレイヤーであること。
要求に応えるのは当然ですが、言われたことだけしてアイデアがなかったりすると
次また呼んでもらえることは……ないですね。
期待を超えてくる、ワクワクさせられるような仕事を心がけています。
今のみんなは、その力をつける絶好のチャンスの中にいると思いますよ」
Q,最後に、プロを目指すみんなにアドバイスをお願いします!
A,「学校は、いろんなチャンスを与えてくれていると思います。
それを当たり前のことだと思わないで、受け身にならないこと。
自分の力を信じて、自分から動いて、
それぞれの道に進んでいってほしいと思います!
100あるうちの、49が大変でも、51が楽しければ大成功!!」
自分の道を切り開いて、プロの第一線でご活躍されているからこその
ひとつひとつの言葉に重みがあるお話をたくさん聞くことができました♪♪
キラキラした表情で大先輩の言葉を一生懸命に聞くみんなも本当に素晴らしくて
とっても良い時間でした!!
江渡さんありがとうございました!!!
江渡さんからいろんなことを吸収して、次はみんなが自分の道を作っていく番ですね♪♪