ハイスクールクワイヤープロジェクトです!

こんにちは。

ハイスクールクワイヤープロジェクトのリーダーをさせていただいてる、2年生の福田千穂です。

他の人から見たら「何かの宗教団体ですか?」と思い、自分たちでも「これ、何のためにやってるんだ?」と思うようなことを私たちは普段、授業でしたりしています。

そんな謎に包まれている(ような気がする)ハイスクールクワイヤープロジェクトを、今日はちょっと覗いてみてください。

講師はちょっと不思議な山本尚希先生。
いつもみんなの笑いのツボを微妙な所から突いてきます。
とても歌のうまくて優しい先生です。

そしてこの授業を受けている生徒が、いつもいるメンバーでだいたい30〜40人程度(たぶん)です。
半分以上が1年生の、元気いっぱいメンバー。

あとはサポートで、専門学校の先輩たちが10人ほど。
わからないところをいつも優しく教えてくれます。

そんな私たちは、授業を6回、練習を3回という少ない練習量の中で、
6月14,15日に行われた学園祭のオープニングとして、私たちハイスクールクワイヤープロジェクトはエントランスで歌わせていただきました。

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学園祭の様子です。
画質が良くないのはご了承くださいませ…。

今回、1年生のみんなは、ハイスクールクワイヤーの一員として初めてのステージ。
緊張しながらも思いっきり楽しめたようで、私は先輩としてリーダーとして個人としてとっても嬉しいです。

さて、

最初の授業の日、突然、尚希先生が言いました。
「1、2、3、GO!!!!って叫ぶから、GOでテンションMAXまで上げて!」

生徒たちの頭上にはクエスチョンマークが浮かびます。
有無を言わせずカウントスタート。
戸惑いながら盛り上がる生徒。

「あかんあかんあかん。
もっと。もっとテンション上げて!」

意 味 が わ か ら へ ん ! !
なんやねんこれ!!!

ってな感じでこの謎に包まれたトレーニングは、毎回のように授業の最初に行われます。

先生の「GO!!!」と共に、
イエエエエイ!!フウウウウウ!!!!と奇声を発しながら暴れる40人の高校生。
これを5回くらい繰り返します。

いやいや、はたから見れば変人の集まりですし。
スタジオの前を通りかかった人はよく二度見をされます。そりゃそうですよね。

当然のようにみんな、これだけで疲れます。

でも不思議と、これが終わった後のみんなの表情は明るくなる気がする…?

実はこれ、何もない所から自分の気分を最高潮まで持っていくトレーニング。

ステージに立って歌うシンガーたちは、例え悩んでいても、苦しくても悲しくても、ステージの上でそれを見せてはいけない。
常に臨機応変に対応し、曲に合わせて自分の感情や表情を操らなければならない。
それが〝プロ〟とされるもの。

ただ疲れるだけだと思っていたこれ、〝自分の感情をコントロールする力を手に入れる〟という意味を持つ、とっても大切なトレーニングだったんです。

学園祭は朝の11時から。
オープニングですから、私たちの出番も当然11時から。
集合時間は9時20分。

出番10分前、朝早い集合で眠くていまいちテンションの上がらない状態の中、先生が静かに「1、2、3…GO!‼︎」と言いました。
半ば無理矢理にテンションを上げる私たち。

強引テンションを操り、いつものように笑顔になりました。
「どうしよう!俺テンション上がってきた!ねえどうしよう!!」と言い出す子まで。笑

結果、今までで一番楽しめて、一番良い歌が歌えて、一番良いパフォーマンスができました。大成功です!

デタラメのようで、デタラメではないんです。

不思議ですね。

はい、そんな感じで!

現役高校生たちによるハイスクールクワイヤープロジェクト。
ちょっとは興味を持っていただけたでしょうか?

7月には西区のイベントに出させていただいたり、保育園や老人ホームへ歌いに行かせていただきます!
他のどのプロジェクトよりも〝楽しむこと〟に力を入れてがんばっていきます!

長々と失礼致しました〜

ハイスクールクワイヤープロジェクトのリーダー、2年生の福田千穂でした!

またね(「・ω・)「