こんにちは♪
引き続き、
第167回公演の写真をダイジェストでお届けします!!!
ゆかりと、ゆかりのお姉さんが話しているのは、医師と弁護士。
ドナー登録をしたゆかりのHLA型が、1人の患者に適合し、
骨髄移植の最終同意に来ていたのでした。
ゆかりがドナー登録をしていたことも知らなかったお姉さん。
ゆかりのことが心配ですぐには賛成できません。
「ゆかりの他に適合した方はいらっしゃらないんですか?」と聞きますが、
医師からお伝えできる情報には制限がありました。
「啓子に教えられたの。「生きているからこそ救える命がある」って」と姉に話すゆかり。
啓子と気持ちがすれ違っているように見えたゆかりでしたが、
啓子の言葉はゆかりに届いていたのです。
ついに姉もゆかりを信じる決断をするのでした。
相談の結果、骨髄採取日は「今月の20日」に決まります。
一方、相変わらず大川に会いに行っていた真弓は、
大川から聞き出した最終オーディションの日程を「今月の20日ね」と再確認。
麻春、夏子、秋緒、美雪と、真弓は、入院中の遥のお見舞いへ。
ドナー登録の報告をしようと、ゆかりも来たところで、
遥に骨髄を提供してくれるドナーが見つかります!!
そして告げられた遥の骨髄移植の日は……「20日」。
ゆかりは、その場から姿を消してしまいます。
ライブハウスで行きかうゆかりの噂話に、
「ゆかりのことを誤解しないで!」と必死に伝える啓子。
そこへ新しいスポンサーの娘・麗香と大川が登場。
思わず「最終オーデションの日を変えてください!」と願い出る真弓。
内緒で台本をもらっていたこともバレてしまいます。
“元”スポンサーの娘・俊江に対しては冷たい態度の大川でしたが、
新しいスポンサーの娘・麗香にも嫌われ、大川は逃げ去ります。
残された真弓に、みんなから冷たい視線。
自分を恥じ、心から謝る真弓に、手を差し伸べる俊江。
人間はきっとみんな弱いけど、そこから前に踏み出すのが大切。
俊江は、自分の弱さも認めて、みんなでゆかりを探しに行こうと提案します!
もちろん麗香もいっしょに。
その時、ゆかりは1人、闇の中にいました。
命を救う道を選ぶのか、自分の夢を選ぶのか……。
「私にとって舞台は命!」と叫ぶゆかりに、
森の女王は剣を持たせます。
ハーミアとして、おろかな人間たちに剣を振りかざすゆかり。
しかしそこには遥の姿が!!
ゆかりは、「私にはできない!」と剣を捨てるのでした。
倒れこむゆかりを見つけた時雄。
目を覚ましたゆかりの心は決まっていました。
「時雄、私を病院に連れて行って!」
独りじゃない! 信じられる仲間に囲まれてれいる!!
ゆかりは仲間たちと、明日へ向かって希望の扉を開くのでした!!
約6ヶ月をかけて、ミュージカル『明日への扉』を創り上げ、
命の尊さ、生きることの素晴らしさと向き合ってきた
出演者、スタッフ1人1人の、何物にも代えがたい気持ち、絆が
形になって、観に来てくださったみなさんの心にも届いていると思います。
今後もこのミュージカル『明日への扉』を通して、
“ 骨髄移植によって助かる命があること ” が1人でも多くの人に届きますように。
以上、骨髄移植推進キャンペーンミュージカル『明日への扉』
第165回公演・第166回公演・第167回公演でした!!!