こんにちは♪
さて今日は、
OSM高等専修学校の先生を1人ご紹介したいと思います!!
[ヴォイストレーニング]や[ヴォーカルレッスン]
の授業を担当されている、阪上先生!!
夏休み前に入る前の、
授業終わりにお話を伺うことができました!!
(急にお願いしたにも関わらず、
写真も快く受けて下さいました!
ありがとうございます♪)
Q,阪上先生がOSM高等専修学校の先生になったきっかけを教えてください。
A,「最初のきっかけは、中学生の頃の音楽の先生が大好きで、すごく尊敬していたので“私も音楽の先生になりたい!”と思ったことですね。ピアノは幼い頃から習っていたし、教員免許を取れる大学を選んで、京都芸術大学の声楽を専攻して勉強していました。大学在学中に行った教育実習で“やっぱり私、教えることがしたいんだ!”って改めて思ったのを覚えています」
Q,今でも、そのとき思われた“教えたい”という気持ちは変わらないですか?
A,「全く変わらないですね。学生たちの中にいることも好きです。偶然知り合いの紹介でヴォイストレーナーとしてこの学校に来ましたが、“ヴォイストレーニング”は、
[1]自分の姿勢を正して
[2]顔の表情筋を使って
[3]しっかりと声を出す
というのが基本。
要するに歌うためだけではなく、これから社会に出る子にとっての基本姿勢でもあります。
この授業がみんなの将来の役に立てばいいなと思っていますし、受けている子たちの成長している姿を見たら“どうしよう!”ってくらい感動するし嬉しいんですよ!」
Q,阪上先生のヴォイストレーニングの授業を拝見しました。キーボードを弾きながら、声を出しながら、生徒の声を聴きながら、1人1人の状態をチェックしながら、授業を進行されていて…神業のような同時進行だ!!とびっくりしました(笑)。
A,「(笑)。慣れだと思います。クラス毎でそんなに人数も多くないですし」
Q,歌っている時の姿勢から口の開け方、声の特徴まで、それぞれ細やかなアドバイスをされていましたね。
A,「どういう風に言うと伝わりやすいかな?と考えながら授業をしています…“リトマス紙に一滴ずつ落としていくイメージ”です。リトマス紙って、酸性・中性・アルカリ性によって、液を落とした瞬間に色がパッと変わるでしょ?そのイメージで、高校3年間では何も変わらないかも知れない…けど、次の一滴で何かがパッと変わるかも知れない。その可能性を感じるから、どんなに小さなことでもなるべく気づいて声をかけていきたいです」
Q,でも、いろんな子がいるので一筋縄ではいかないですよね?
A,「もちろん、上手くいかないこともいっぱいありますけど、それでも信用はしようと思っています。私は楽観的な所があるみたいで、“大丈夫大丈夫!いけるいける!”って口癖のように言っていると、生徒に言われたことがあります(笑)」
Q,みんなも先生のことをよく見ているんですね。そんなみんなに何かメッセージをお願いします!
A,「そうですね…みんなそれぞれ、先生や先輩、仲間からも色々アドバイスや意見をもらうことがあると思うけど、“人のせいにしない大人になってほしい”です。例えば将来、今目指している道とは違う道を選んだとしても、最終的に決めるのは自分。“誰かがこう言ったから”とか“先生にこう言われたからこうした”とか、他人のせいにするような人にはなってほしくないですね。音楽やエンターテイメントの世界で食べていくのは大変だから余計にそう思います! もし、なんか違うなって思ったならスタート地点まで戻ったって構わない。進路ひとつにしろ、授業ひとつにしろ、自分で選んだ道を、姿勢を正してちゃんと見て、しっかりと進んでいってほしいです」
常に笑顔の阪上先生!!
これからも楽しい授業よろしくお願いいたします!!!